ようこそひまわり学園分校へ

 本分校は、昭和54年4月の養護学校義務制施行に伴い、生田原町(現:遠軽町)に北海道鷹栖養護学校ひまわり学園分校として、児童福祉施設「ひまわり学園」の学齢児の就学を保障する目的で開校しました。昭和60年4月からは、北海道紋別養護学校ひまわり学園分校に名称変更して、平成5年度に新校舎が完成し、平成12年度には高等部が設置されました。
 現在では、地域の児童生徒も自宅から通学することができるようになり、子どもたちが卒業後も地域社会の中で、健康で心豊かに生活を送ることができることを願い「生きる力」を育てる教育を目指しています。


 ひまわり学園分校がある地域「紋別郡遠軽町生田原安国」は、平成17年10月に遠軽町、生田原町、丸瀬布町、白滝村の3町1村が合併し「遠軽町」としてスタートしました。
 「遠軽」の由来は、遠軽駅の裏山(頂上に展望所あり)「瞰望岩」(がんぼういわ)が遠軽市街地を一望できたことから、アイヌ語で「インガルシ」(見晴らしのよいところ)と呼ばれ、「インガルシ」が「遠軽」の語源となっています。
 生田原は、アイヌ語の「イクタラ」(川にササが多い土地のこと)から転化したとされています。安国の地名は、昭和18年の「字名改正」で、「大祓の詞」を原典として、地域にあった字句を詠んだものから、「安国と平けく」(安楽国)の語句から、「安国」になったとされています。
 遠軽町生田原は、網走管内のほぼ中央、紋別郡の南東に位置し、湧別川支流の生田原川を挟む内陸地帯にあります。
 町の周辺、東・南・西の三方は山林が連なり、生田原川の清流を生み、ヤマベの棲む郷として、釣り人の人気を集めています。また、生田原川の河川沿いにパークゴルフ場や遊歩道・歌句碑ロードなどが整備され、町民の憩いの場として自然と親しむ環境を創造しています。さらに、野山には昆虫や山菜採り、きのこや山葡萄狩りなど、自然の楽しみが残されており、ふるさとの香りが漂う町です。

校章と校歌

校章

 

校歌

 

 

学校の概要