学校の様子

高等部1、2年生 宿泊研修

 9月10日(木)~11日(金)の一泊二日の日程で、高等部1、2年生の宿泊研修が行われました。自然や文化に親しむ学習を通して、北海道の自然や文化を大切にする心や、決まり・マナーを学び、集団の一員としての意識を高めることをねらいに、阿寒湖温泉を訪れ、アイヌ文化や阿寒湖の自然に触れる学習を行いました。

 阿寒湖アイヌシアター「イコロ」では、アイヌの古式舞踊を鑑賞しました。生徒たちは、伝統的な衣装や楽器、歌や踊りに興味を示し、演者の動きを見つめながら、アイヌ文化に触れることができました。続いて、アイヌ文化伝承創造館「オンネチセ」では、アイヌの人々の暮らしや文化に関わる展示物を見学しました。実際の展示物を間近で見たり、教師と一緒に確認したりしながら、アイヌの生活や文化について理解を深めました。

 宿泊先は、阿寒湖畔にあるホテル「御前水」です。夕食では、おいしい料理を友達や教師と一緒に味わい、楽しい時間を過ごしました。夕食後は、大浴場で温泉にゆったりと浸かり、一日の疲れを癒やしました。

 2日目は、阿寒ネイチャーセンターの講師による「まりも作り」を体験しました。講師の説明を聞きながら材料を手に取り、形を整えたり大きさを調整したりしながら、一人一人が思い思いのまりも作りに挑戦し、楽しみながら阿寒湖の自然に親しむことができました。

 学習活動の最後は、阿寒湖ビジターセンターでの展示見学と森の散策です。散策では、事前学習で学んだ「ボッケ」を実際に見学しました。ボッケとは、地下から熱い泥や水蒸気が噴き出す場所で、火山活動によって生まれた阿寒湖周辺の特徴的な自然の一つです。生徒たちは、実際のボッケの様子を興味深そうに観察し、事前に学んだことを実際の体験につなげることができました。最後には、阿寒湖をバックに記念撮影を行い、充実した宿泊研修を締めくくりました。

 今回の宿泊研修では、アイヌ文化や阿寒湖の自然に直接触れる中で、見て、聞いて、体験することを通して学びを深めることができました。普段の学校生活では得られない貴重な経験を重ね、一人一人にとって心に残る二日間となりました。